戦いで生まれる友情。

ねこは、柄である程度、

性格が分かると聞きました。

 

一番穏やかで人懐っこのは、


茶トラ。

 

20年前の、トラです。
威嚇するところなど、見たことがありません。

 
一番神経質で、攻撃的なのが、


キジ白。

 

おまえか、コムギ。

 

白の部分が多いほど、
攻撃色が強いそうです。

…なるほど。

 
昨日。そんなコムギを、動物病院に連れていくことにしました。
もう8ヶ月。去勢を考えなければいけない時期です。

しかし、「そこらの野良猫より警戒心が強い」と称されるコムギ。
無事抱っこできたのは、過去に2人。
その中に、飼い主は含まれておりません(;´Д`)

ご飯を食べているとき以外、半径1.5m以内の間合いに入れないコムギ。
そんなアイツを、1対1で捕まえられるハズがない。
いや、1対1ならまだいい。

 
飼い主の異様な雰囲気を察知したコジロー・サスケが、
コムギの周りから離れない。
キャリーケースの中に、ちゃおちゅーるをセットして引き付け、
中に入ったところで、一気に身柄を確保…

やはりだめでした。

ちゃおちゅーるは気にしながらも、いつでも逃げられるように
警戒していたコムギ。

 

結局力で捕まえにかかりましたが、
凄い力と体の柔らかさで、逃げられました。
あまり無理すると、チビ2匹も巻き込んでしまう。
とりあえず、キャリーケースを「横からも入れるタイプ」に買い替え、
キャリーケースでご飯やおやつを食べるようにしつけよう。
そんな大捕り物の後なので、
当然コムギは瞳孔全開の警戒モード。
しばらく威嚇されるかな、と思いきや。
その夜はなぜか3匹とも寄ってきて、
久々に1人と3匹、くっついて寝ました。
あの激しいバトルが、ねこにとっては遊んでるように感じたのだろうか。

本当、ねこって気まぐれ。
それがかわいい。