月: 2017年4月

８か月の、コムギさん。

２回にわたるマーキングの容疑が浮上。

よって、逮捕の上、去勢手術を行います。

 

というわけではないのですが、

室内ネコにとって、去勢・避妊手術は

家財の保護のため、そしてなにより

ネコ自身の将来の病気予防のため、必須。

 

その前に、健康診断の為、一度動物病院に連れていきたいのですが。

前のブログの通り、先日、身柄確保に失敗しています。

 

なので、今回は、動物病院勤めの経験がある妹に協力してもらいました。

さらに、上からも横からも出し入れできる、ハードケースを購入。

 

元々、あらゆる人間の来客に対して

激しく拒否反応を示すコムギ。

コムギの激しい抵抗。

ネコが暴れて出る音とは思えない、バタンバタンの音。

 

しかし、相手は元プロ。

あえなく御用となりました。

 

妹に礼を言って見送り、

家に入ると。

被疑者、逃亡！

このケースを破っただと…？

 

妹に電話したところ、

戻ってきてくれて、

 

再逮捕。

 

洗濯ネットは、獰猛な猫を安全に診察するためのマストアイテム。

暴れるネコも、これをかぶせると

不思議とおとなしくなります。

 

今まで見たネコの中で、（野良含め）一番凶暴なコムギさん、

最初から使っていればよかった…。

 

無事お医者さんに診てもらい、

明日、去勢手術となりました。

 

９～１０時に病院なので、

明日も逮捕に協力してもらいます。

 

チビ達もGW明けには順次、手術可とのこと。

捕獲に関しては…

勝手に入って遊ぶので、問題なさそうです。

ねこは、柄である程度、

性格が分かると聞きました。

 

一番穏やかで人懐っこのは、

茶トラ。

 

20年前の、トラです。
威嚇するところなど、見たことがありません。

 
一番神経質で、攻撃的なのが、

キジ白。

 

おまえか、コムギ。

 

白の部分が多いほど、
攻撃色が強いそうです。

…なるほど。

 
昨日。そんなコムギを、動物病院に連れていくことにしました。
もう８ヶ月。去勢を考えなければいけない時期です。

しかし、「そこらの野良猫より警戒心が強い」と称されるコムギ。
無事抱っこできたのは、過去に２人。
その中に、飼い主は含まれておりません(;´Д｀)

ご飯を食べているとき以外、半径1.5m以内の間合いに入れないコムギ。
そんなアイツを、1対1で捕まえられるハズがない。
いや、1対1ならまだいい。

 
飼い主の異様な雰囲気を察知したコジロー・サスケが、
コムギの周りから離れない。
キャリーケースの中に、ちゃおちゅーるをセットして引き付け、
中に入ったところで、一気に身柄を確保…
…
やはりだめでした。

ちゃおちゅーるは気にしながらも、いつでも逃げられるように
警戒していたコムギ。

 

結局力で捕まえにかかりましたが、
凄い力と体の柔らかさで、逃げられました。
あまり無理すると、チビ２匹も巻き込んでしまう。
とりあえず、キャリーケースを「横からも入れるタイプ」に買い替え、
キャリーケースでご飯やおやつを食べるようにしつけよう。
そんな大捕り物の後なので、
当然コムギは瞳孔全開の警戒モード。
しばらく威嚇されるかな、と思いきや。
その夜はなぜか３匹とも寄ってきて、
久々に１人と３匹、くっついて寝ました。
あの激しいバトルが、ねこにとっては遊んでるように感じたのだろうか。

本当、ねこって気まぐれ。
それがかわいい。

７ヶ月のコムギさんと、3ヶ月のコジローさん、サスケさん。

ウチに来て、およそ1ヶ月。

4月14日(金)の朝の時点では、

コジローさんはなでるとゴロゴロ。

サスケさんは、なでると嫌がる。

コムギさんは、一切触らせてくれない。

 

ここ数日、人馴れしてない猫にも

(生まれつき飼い猫なので、そんなはずはないのですが)

ある程度のスキンシップが必要ということで、

少しずつ、ちょっと嫌がっても触れてみました。

 

すると、今日。

いよいよリビングにも入って来なくなりました(´･_･`)
単にリビングはナワバリではないと判断したのか、

飼い主のことを、いよいよ本気で嫌いになったのか。

 

「ネコと和解せよ」

 

聖書にもこう書いてあるそうなので、

まず、原点に返ってみようと思います。

 

ご飯はあげる。トイレもキレイにする。

オモチャで遊んであげる。

名前を呼ぶ。

それ以外は、無関心を装う。

 

ほぼ、初日の対応。
飼い主に関心があれば、猫から寄って来ます。

それまで、ひたすら待ちます。

もはや、それしか手がない。

 

元々、動物にも嫌われたことはほとんどありませんでした。

よその犬も猫も、けっこうすぐ懐きます。

激怒されたのは、アライグマ捕獲器でうっかり逮捕した猫にだけ。

なのになぜ、自ら迎え入れた猫にだけ、嫌われてしまったのか。

 

何かの天罰なのか。

 

私に、猫を愛する資格はないというのか。

 

今までの猫に対する行いを悔い改め、

ひたすら黙って、無償の愛を捧げてみようと思います。

ねこと和解する、その日まで。

 

まあ、日曜日はコムギを動物病院に強制連行しなければならないのですが。

昨日帰ると。

猫の鳴き声がすごい。

明らかに、3匹分以上。
リビングに入ってみると、

３匹とも、そわそわ。

その原因は、窓の外。

 

強面ノラの、サムとトム。

 

彼らが窓の外から、ガンつけてたのでした。

 

いや、「仲良くしようや」のサインなのか。
その辺は、ネコのみぞ知る。

 

それにしてもこいつら、野良のくせに太っちょだなあ。
あちこちでエサもらってるんだろうか。
外の縁台移動して、チビ達と外ネコがあいさつできたら面白そうだったけど、
ナワバリ主張してマーキング始めたら大変なので、やめておこう。

チビ３匹、

ソファーの下の、

ここが大のお気に入り。

日中は、

ほとんどここで寝ています。

 

しかし、ここだと、

 

うっかり踏みそう。

なので、撤去。

 

すると、

 

なにしてくれてんですか。

チビ２匹は、地べたで寝てました。

 

明らかに、機嫌が悪い。

 

 

ねこは、安心して隠れる場所がないとストレスになるといいますが、

なぜここなのだ。

 

仕方ないので、他のお気に入りの場所ができるまで、

そのままにしておこう。